ケア資格ナビ> キャリアコンサルタントガイド
※表示の最安講座・最短期間はこのサイトで紹介している一例であり、地域・コースによって差があります。
※タイミングにより最安講座の募集が終了している場合があります。
キャリアコンサルタントは相談者の職業選択、職業生活設計、職業能力の開発・向上がはかれるよう、専門的な助言や指導を行うアドバイザーです。
相談者の声に耳を傾けアドバイスを行うことで、自身の関心や適性・能力に気づかせ、キャリア形成を促します。企業や組織においては、相談者のキャリアに関する悩みを明確にし、改善することが全体的な業務の改善および効率化につながると期待されています。
国家資格です!
キャリアコンサルタントは国家資格で、登録制の名称独占資格です。試験は年に3回ほどあり、合格率も比較的高いので取り組みやすい資格です。
認定講習修了が受験資格になります!
キャリアコンサルタントの受験資格はいくつかありますが、ケア資格ナビでご紹介している厚生労働大臣認定の養成講習を受講し、修了することで受験が可能です。*1
*1 他にも受験可能な資格があります。
働きながら修了できます!
平日コースの他、土日や夜間コースもあるので働きながら受講することができます。
キャリアコンサルタントの職場や仕事内容をご紹介します。
主な職場
主な仕事内容
さまざまな方面で活躍できるキャリアコンサルタントですが、キャリアコンサルタントになるためにはどうしたら良いでしょうか?
キャリアコンサルタントになるには?
受験資格を取得後、学科・実技試験の両方に合格し、キャリアコンサルタント名簿に登録することでキャリアコンサルタントと名乗ることができます。
最新の知識やスキルを身につけるため、取得後も5年ごとに講習を受講して登録の更新を行います。
講座概要
ケア資格ナビでご紹介しているスクールには、全過程通学コースと通信講座・通学講座併用のスクールがあります。
しっかり学びたい方は通学コースを、効率的に学びたい方は併用コースを選択すると良いでしょう。
リカレントキャリアデザインスクール | ヒューマンアカデミー | |
---|---|---|
学習方法 | 通学講座 | 通学・通信講座 |
受講時間/受講期間 | 140時間/7カ月 全課程通学 |
通学80時間・通信69.5時間/2.5カ月~ |
クラス編成 | クラス担任制 平日夜間クラス/土日クラス/平日昼間部短期集中 |
クラス担任制 地域によって通学曜日が異なります |
特徴 | ・サポートでweb受講あり ・インターン制度 ・専任キャリアコンサルタントによる個別の就職転職サポート ・合格保証制度あり*2 |
・グループ会社「ヒューマンリソシア」が求職者を支援 ・各種割引制度 ・転校・休学制度 |
*2 リカレントの資格保険制度の固有名称のことで、試験の合格そのものを保証するものではありません。合格保証制度™のついた教科(学科理論マスターが対象)を受講し、万一本試験に不合格の場合は翌期に開講される対象教科の受講料を免除いたします。出席率80%以上が条件。再登録料6,000円(税抜)が必要です。
受講料金
気になる費用ですが養成講座の受講料は、だいたい30~50万円程度です。学科試験に合格している人には、実技試験面接対策コース(84,000円)もあります。
受講内容
カウンセリングの基礎理論・メンタルヘルスの基礎概念など、基礎的なことはもちろんのこと、学科試験で出題されやすいポイントが学べます。
キャリアコンサルタントとして活躍するために、実際の相談業務に必要なスキルを修得し、ロールプレイングによる演習などでさらにスキルを深めていきます
スクールなら国家試験対策はバッチリです!
ロールプレイングやケーススタディなどの実践が多いスクールでは、授業数が多くなるため講座料金も割高になりますが、しっかりとしたスキルを身に付けることができます。
なるべく短期間で取得したい人は、「通いやすく土日も開催しているスクール」「通信講座があるスクール」を選ぶと良いでしょう。
資格を取得してもそれを生かせる就職先がなければ、何の意味もありません。スクールを選ぶ際には、スクールの就職サポート情報もチェックするようにしましょう!
試験は年3回
キャリアコンサルタントの国家試験は、厚生労働大臣から登録を受けた登録試験機関の「日本キャリア開発協会」と「キャリアコンサルティング協議会」の2団体において年3回、開催されています。
学科試験は両機関で同一日に、共通問題で実施されます。学科試験、実技試験のうちいずれかの試験に合格していれば、合格した試験科目が無期限で免除になります。
学科試験
出題形式 | 問題数 | 試験時間 | 合格基準 |
---|---|---|---|
四肢択一のマークシート方式 | 50問 | 100分 | 100点満点で70点以上の得点 |
実技試験
出題形式 | 問題数 | 試験時間 | 合格基準 | |
---|---|---|---|---|
論述 | 記述式 | ・1~2問(日本キャリア開発協会) ・1ケース(キャリアコンサルティング協議会) |
50分 | 150点満点で90点以上の得点 論述は40%以上の得点が必要 |
面接 | ・ロールプレイ ・口頭試問 |
1ケース | ・ロールプレイ15分 ・口頭試問5分 |
面接のすべての評価区分(態度・展開・自己評価)で40%以上得点が必要 |
試験内容
学科試験では職業能力開発促進法をはじめとする各種法令や、キャリアコンサルティングの理論・実務などについて問われます。
実技試験では実際のキャリアコンサルティング場面を想定して、15分間ロールプレイを行います。試験官からの質問に答える口頭試問もあります。
合格率
キャリアコンサルタントの試験の合格率は「日本キャリア開発協会」と「キャリアコンサルティング協議会」の実施結果の合計で、以下のように発表されています。
学科 | 実技 | 学科・実技試験 同時受験者 |
|
---|---|---|---|
第9回 | 30.5% | 67.8% | 30.1% |
第10回 | 64.2% | 70.1% | 54.8% |
第11回 | 62.6% | 74.7% | 57.4% |
受験料
学科試験:8,900円(税込)
実技試験(論述・面接):29,900円(税込)
出典:厚生労働省ホームページ
キャリアカウンセラーは経験を積んだ後、独立開業を目指す人もいます。国をあげた人材開発支援政策が推し進められ、キャリアコンサルタントの資格保有者はさまざまな業界から注目を浴びています。
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