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経験者は語る…ケアマネージャーの苦労とやりがい

04 Yarigai
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資格取得は狭き門とされるケアマネージャー。必要とされる知識が多く苦労もありますが、その反面、給与面では上乗せが期待でき、やりがいも多いようです。ここでは、実際にケアマネージャーの資格を取り、施設で働いている経験者の話をご紹介します。

「ケアマネージャーの仕事」経験者のお話

ケアマネージャーとは、日常生活において悩み事を抱えた高齢者や、その家族の相談を受け付ける仕事です。言い換えれば、家族と調整を図りながら、介護保険を効率よく利用し、どのようにすれば生活が向上するか、マネジメントする仕事とも言えます。サービスをただ紹介するだけではなく、幅広い社会保障制度やコミュニティーを巻き込み、親身になって考えることが大切です。
とは言え、制度を正しく理解し、わかりやすく伝えるには多くの困難がつきまといます。介護保険制度は3年ごと、医療保険制度は2年ごとに変わりますし、ときには、年金や障害者総合支援法、難病の対策などを絡めなければ、解決できない問題もあります。そのため、その人、そのケースに合致した適切なマネジメントを提供することは、難しい場合もあります。

しかし、困ったときに手を差し伸べてくれるケアマネージャーは、利用者にとっては非常に頼りになる存在であることは間違いありません。蓄積した知識をただ提示するだけでなく、利用者が自らの意思でより良い生活を選びとれるよう、『信頼されるが依存されない』微妙なバランスを取りながら、上手にご案内をすることが大切ですね。

このようにケアマネージャーは、知識と人間性の両方が求められる非常に重要な仕事です。しかし、悩みを抱えてやってきた利用者が、晴れやかな表情で帰っていかれる姿を見送ると、この仕事をやっていてよかったと心から思います。

ケアマネージャーの資格試験と給料形態の仕組み

ケアマネージャー試験は、介護支援専門員実務研修受講試験と呼ばれ、第21回(2018年)試験の合格率は10.1%という難関試験です。ケアマネージャーになるためにはグループワーク・演習などを含む研修を受ける必要がありますが、本試験ではそれらを受講するために十分な知識を持っているかどうかをテストします。こうしてケアマネージャー試験に合格し、必要な講義や演習を一通り受講すると、晴れてケアマネージャーとして働くことが認められます。
ケアマネージャー試験に申し込むには、介護福祉士や看護師、医師などの資格を持ち、通算して5年かつ900日以上の実務経験を積まなければなりません。それだけの専門性が求められる資格ということですから、いかにこの仕事に責任とやりがいが秘められているか、この記事を読んでいる皆さんも想像に難くないことでしょう。

ところで、ケアマネージャーの給与はどのように定められ、支払われる仕組みになっているのか、気になっている方も多いかと思います。介護業界における給金は、往々にして受給者の所有資格の上に、実際の働きを上乗せする形で設定されています。

ケアマネージャーは責任感が求められる反面、やりがいの大きい仕事です。資格取得を検討されている皆様は、ぜひさらなるステップアップを目指して挑戦してみてください。

* 「ケアマネージャー」の表記について:厚労省や地方自治体による文書では「ケアマネジャー」が正式な表記とされていますが、当サイトでは、現在一般的に使用されていることから「ケアマネージャー」を使用しております。

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