介護・福祉・医療資格講座紹介
ケア資格ナビ> デイサービスガイド
デイサービスは、自宅で自立した生活を送りながら介護サービスを受けられるので、高齢者に人気のサービスです。
ではデイサービスに勤務すると、どのような仕事をするのでしょうか? デイサービスで活躍している職種や、その職種に就くために取得すべき資格なども一緒に、確認していきましょう。
デイサービスは、介護認定を受けた人が日帰り(半日もしくは一日)で、食事や入浴、リハビリテーションなどを受けることのできるサービスです。
高齢になり体力も低下してくると、行動範囲も狭くなり家にこもってしまいがちです。デイサービスを受けることで身体機能を維持し、他者とコミュニケーションをとることができ、孤立感の解消を図ることもできます。
また、このサービスを利用する時間帯は、介護する家族などにとってはリフレッシュできる時間帯となります。デイサービスを利用することで、介護する側と高齢者双方の生活の質を引き上げることにつながります。
勤務時間 |
・シフト制勤務 ・日勤メイン ・日曜定休の施設・事業所が多数 ・利用時間が2~3時間程度の「半日型」もある |
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勤務形態 |
・正社員 ・パート |
給与 |
・正社員:月給16万円前後~ ・パート:時給800円前後~ ※上記は介護職員の場合 ※職場により別途資格手当あり |
就業条件 | ・無資格でも就業可能。 ・役職を目指す場合は資格が必要。 |
特徴 |
・夜勤がないため生活リズムが整えやすい ・送迎業務を担当する場合、運転免許があると就職に有利 |
参考:厚生労働省 平成25年度介護従事者処遇状況等調査結果の概況
:厚生労働省 平成28年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要
日勤がメインなので、子育て中の人に人気の就業場所です。定休日が決まっている職場が多く、他の介護施設よりも予定が立てやすいと言えます。
「入浴介助」「送迎」などのみを担当する短時間パートから、フルタイムパートや正社員まで働き方を選択することができます。給与は職種や勤務形態により変わり、資格手当などがつく場合もあります。
デイサービスでは、利用者の食事や入浴、排せつ介助などの基本的な身体介護の他、リハビリテーションやレクリエーションなどを通して、他者とのコミュニケーションを図るお手伝いをします。レクリエーションプログラムを企画することも、デイサービスの介護職員の仕事です。
直接的な身体介護の他、車での送迎や事務的な仕事もあります。
下記は1日型のデイサービスにおける、業務の主な流れです。
デイサービスでは活躍できる職種がいくつかあります。その職種に就くために必要な資格を見ていきましょう。
職種 | 資格 |
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管理者 | 施設を管理する重要な役職。法規上、資格は不要だが、介護の知識や技術が十分で、かつ管理する事業について深い理解が必要。 |
生活相談員 | 社会福祉士や精神保健福祉士、あるいは社会福祉主事任用資格が必要。ただし、自治体によってはケアマネージャー*1や介護福祉士などの資格を取得した人でも可。*2 |
介護職員 | 無資格でも勤務できるが、身体介護には、介護職員初任者研修または実務者研修、介護福祉士のいずれかの資格取得が必須。 |
看護職員 | 看護士あるいは准看護師の国家資格が必要。 |
機能訓練指導員 | 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・准看護士・柔道整復士・あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師のいずれかの国家資格が必要。 |
*1 「ケアマネージャー」の表記について:厚労省や地方自治体による文書では「ケアマネジャー」が正式な表記とされていますが、当サイトでは、現在一般的に使用されていることから「ケアマネージャー」を使用しております。
*2 都道府県や市区町村によって資格要件が異なります。詳細は所属地域の担当課へご確認ください。
それでは上記で紹介した職種に就くための資格の内容を確認してみましょう。
介護の資格 | ポイント | 講座資料 |
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介護職員初任者研修 (初任者研修) |
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実務者研修 |
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介護福祉士 国家資格 |
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社会福祉士 国家資格 |
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介護予防 |
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* 自治体によって要件が異なります。詳しくはご確認ください。