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居宅介護支援事業所の管理者 主任ケアマネージャーに限定

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閣議決定されました ※2018/1/19追記
2018年1月17日、厚生労働省は居宅介護支援事業所の管理者を、主任ケアマネージャーに限定することと正式決定しました。2021年4月から適用されることとなります。
決定された内容の中で、2018年4月から2021年3月末までは経過期間として、主任ではないケアマネージャーが管理者に就くことを認めています。また経過期間中に、主任ケアマネージャーを確保できない事業者がないかどうか、などの懸念を検証していくと説明しています。


 ※以下は提案時の内容

2017年11月22日、厚生労働大臣の諮問機関である社会保障審議会・介護給付費分科会が行われました。そこで居宅介護支援事業所の管理者を主任ケアマネージャーに限定することが提案され、承認される見込みとなりました。

居宅介護支援事業所の現状は?

居宅介護支援事業所の管理者で現在、主任ケアマネージャーを管理者としている事業所は全体の約半分弱(44.9%)。管理者として働く主任ケアマネージャーは全国的に見てもまだまだ少ないと言えます。

リーダーとしての資質を高めるために、国が推進している主任ケアマネージャーの研修は、後進の指導や人事管理のノウハウなども含まれているため、実り多き研修であることは確かです。
一人でも多くのケアマネージャーが主任ケアマネージャーを目指せるよう、今後は事業所や同僚の理解や協力がいっそう重要となるでしょう。

主任ケアマネージャーを目指すには?

主任ケアマネージャーになるためには5年以上の経験と70時間の研修が必要で、その後も資格を維持するために5年ごとに46時間の更新研修を受講しなければなりません。
今回の改定で2021年4月からは主任ケアマネージャーのみを管理者とするため、主任ケアマネージャーは一層介護業界の中で必要不可欠な存在となります。

地域の人々から頼りにされ、職場でも管理者として働く主任ケアマネージャーは、信頼と高い経験値を兼ね備える重要なポジションです。また、主任ケアマネージャーになれば、将来的に自ら介護事業所を立ち上げる選択肢もできます。主任ケアマネージャーになるために、今からケアマネージャー資格の取得準備を始めましょう。

介護事業を立ち上げるためのステップ

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