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介護職は子育てと両立できるの?両立しやすい職場も紹介!

Kaigo And Childcare

子育て中の方やこれから子育てをするかもしれない方にとって、「子育てと両立できる仕事」はとても魅力的です。

さて、介護職ははたして子育てと両立できる職種なのでしょうか?

この記事では子育てと介護の仕事が両立できるかを考察・調査するほか、両立しやすい職場や働き方などをご紹介します。
子育て中で仕事を探している方は、ぜひ参考にしてみてください!

目次

介護職は子育てと両立できます!その理由は?

介護の仕事と子育ては両立できるのでしょうか?
もちろん職場によって両立のしやすさに差はありますが、介護業界は他の業界と比べても子育てに理解がある業界といえます。
その理由を見てみましょう。

介護業界が子育てと両立できる理由

介護業界は女性が約8割

介護労働安定センターの資料を見ると、介護の仕事に従事する方の78.1%は女性です。訪問ヘルパーに限って見ると85.6%が女性です。
割合から見ても介護の職場は女性が多く活躍しており、働くスタッフの平均年齢も40代後半のため、子育て経験のある方がたくさんいるのです。

そのような環境から、子どもの行事のための休暇や、子どもが突然発熱したなどの急な予定変更にも理解をしてくれる職場が多い傾向があります。

介護スタッフの性別と平均年齢
男性 19.1%
女性 78.1%
無回答 2.8%
平均年齢 48.8歳

参考:介護労働安定センター「介護労働の現状について 令和元年介護労働実態調査の結果と特徴」

働き方が選べる

介護の仕事は正社員、契約社員、派遣、パート、登録制などさまざまな働き方があり、そこから働き方を選ぶことができます。子育ての状況に応じて、短時間から無理なく勤務することも可能です
例えば、子どもが小さいうちはパートや登録ヘルパーとして短時間の勤務、成長してきたら正社員として働くことも可能です。

また、介護の職場は郊外や住宅地にも多くあります。自宅の近くで職場を探すことができ、通勤時間も短めですみます。

出産・育児のための支援制度もあり

高齢者人口が年々増えるなか、介護業界は人手不足が深刻になっています。介護事業所も働くスタッフの定着に力を入れており、出産や育児のときに使える制度を整える事業所も増えています。
職場によっては産前産後休暇や育児休暇、育児時間短縮勤務制度などを用意しており、子ども手当や保育手当を支給する職場もあります。

これから子育ての予定がある方は、そのような制度が整っている職場に就職すれば、出産後も子育てと両立しながら正社員として働き続けることも可能です。

子育て中の働き方はどれがいい?介護職のタイムスケジュールを紹介

介護の仕事が子育てと両立しやすいことがわかりましたが、子育て中の方は具体的にどのように1日をまわしているのでしょうか。

介護スタッフの働き方は先にも述べましたがいくつかあります。

  • 正社員
  • 契約社員
  • 派遣社員
  • パート・アルバイト
  • 登録制

こちらでは介護スタッフとして正社員、パート、登録制で働く場合のタイムスケジュールをご紹介しますので、働き方を選ぶ際の参考にしてみてくさい。

とある正社員介護スタッフの1日【デイサービス】

6:00
起床 朝食準備・洗濯など
7:00
子ども起床・朝食
8:00
出発・子どもを保育園へ
9:00
出勤
18:00
退勤
18:45
保育園へお迎え。買い物後帰宅
19:30
夕食・お風呂
21:30
子ども就寝
00:00
フリータイム後、就寝

正社員の場合、勤務時間が長いのでスケジュールはタイトになりがちです。育児時短制度を用意している職場もありますので、制度が使えるとスケジュールに余裕が出るでしょう。

とあるパート介護スタッフの1日【介護施設】

6:00
起床 朝食準備・洗濯など
7:00
子ども起床・朝食
8:30
子ども幼稚園に登園
9:00
出勤
16:00
退勤
16:30
延長保育へお迎え。買い物後帰宅
18:30
夕食・お風呂
20:30
子ども就寝
23:00
フリータイム後、就寝

パートの場合は週3程度から、1日4時間以上~OKのような求人が多いようです。最近では幼稚園でも延長保育を行っているところも多いので、保育園でなくても勤務は可能です。

とある登録ヘルパーの1日【訪問介護事業所】

6:00
起床 朝食準備・洗濯など
7:00
子ども起床・朝食
8:30
子ども幼稚園に登園
9:30
自宅出発。介護サービス利用者宅に直行
10:00
身体介護+生活援助を提供
11:30
利用者宅から直帰
12:00
昼食
12:45
自宅出発。利用者宅に直行
13:00
生活援助を提供
14:00
利用者宅から直帰
14:45
子ども幼稚園から帰宅・一緒に買い物・遊びなど
18:00
夕食・お風呂
20:00
子ども就寝
22:30
フリータイム後、就寝

訪問介護事業所の登録ヘルパーの場合は1日1時間~OKの求人も多くありますので、すき間時間に働くことができます。ただし、訪問ヘルパーの場合は「介護職員初任者研修」以上の資格が必要となります。

介護職員初任者研修についてくわしく知りたい方はこちら>>

子育ての状況や大変さは人により違い、スタンスもさまざまです。無理なく働き続けられるように、あなたに合った働き方を見つけてみてください

介護の仕事と子育て 両立するときの悩みはどんなもの?

「子育てしながら介護職に就いたとして、本当に問題なくできるの?」と不安になる方もいるかもしれません。
介護の仕事と子育てを上手に両立している介護スタッフでも、ときには戸惑ったり悩みを感じることもやはりあるものです。

介護職で子育てをしている方はどのような悩みを抱えているのでしょうか? 参考にいくつか見てみましょう。

急なお休みや先に帰るのに気が引ける

子どもが小さければ小さいほど、突然熱を出すなど体調を崩しがちです。そんなときは急なお休みをもらうことになり、続いてしまったりすると申し訳なく感じることもあるでしょう。

子どもを保育園に預けているとお迎えに行く必要もあります。保育園に預けられる時間は決まっていますので、たとえ忙しかったとしても他のスタッフに引継いで帰らなくてはなりません。そんなときにも気が引けてしまうこともあるようです。

体力的につらい

子どもが小さいほど育児は大変です。子どもの面倒をみるのは時間も体力も要しますし、家事が終わらず就寝が遅くなり睡眠不足になることもあります。それでも仕事で手を抜くわけにはいきません。
介護の仕事も体力を要する仕事ですので、疲れを感じたり体力的につらいと感じることもあるようです。

どちらも中途半端と感じる

子育てをしていると、急にお休みをしたり業務途中で帰ることもあります。きちんと最後までこなしているスタッフを見て、自分が中途半端に仕事をしているように感じることもあるようです。
保育園に子供を長時間預けることにも、ときにはつらさを感じることもあるでしょう。

子育てと仕事を両立させるのは決して簡単なことではなく、大変なこともあるものです。それでも、多くの方は子育てと介護の仕事を両立させて活躍しています。

できるだけストレスなく両立するにはどのようにすれば良いのか、次に見てみましょう。

介護の仕事と子育て 両立するためのポイントは?

子育てと介護の仕事をしているスタッフは、大変なときもありながらも日々を充実させています。両立のポイントをこちらでご紹介します。

子育てに理解があり、休みやすい職場を選ぶ

子育てに理解のある職場で、介護の仕事と子育てを両立させているスタッフ先にお伝えした通り、介護の職場は子育てに理解が多く制度が整った職場もあります。 子どもがいる方は、 急なお休みの可能性や残業ができる範囲などを、就職時にしっかり伝えておくことが大切です。
同じように子育て中のスタッフがいるか、スタッフの人数はどれくらいかなどを確認しておくのも良いでしょう。できるだけ休みやすそうな環境かどうかがポイントになります。

これから出産予定がありそう方は、子育て支援制度があって、さらにそれを実際に利用しているスタッフが過去にいるかなども職場選びのポイントとすると良いでしょう。

家族に協力してもらう

一人で子育ても仕事もすべてこなそうと思うと、ストレスをためてしまいがちです。 配偶者や親にできる限りは協力をしてもらうのも良いでしょう。

最近では育児休暇を取得する男性もおり、保育園の送り迎えをする男性もいます。子どもは夫婦で育てる意識を共有し、家事などの分担を決めるなど、一人で背負い過ぎないようにしましょう。

ファミリー・サポートなど自治体の制度を利用する

多くの自治体ではファミリー・サポートなどの子育て支援事業を行っています。保育園終了後に子供を預かってもらったり、保育園の送り迎えをお願いできる制度です。
自治体の子育て支援事業は比較的低額で利用できますので、お住まいの自治体に問合わせ、活用すると良いでしょう。

そのほか、最近では利用しやすい民間のベビーシッターも増えてきていますので、上手に利用しましょう。

上手に息抜きをする

両立をするとなると、ゆっくりする間もなく日々が過ぎていくかもしれません。ときには休日に子供を預け、自分だけに使える時間を持って上手に息抜きをしましょう。

カフェでゆっくりお茶をしたり趣味に時間を費やすなど、ちょっとした息抜きをすることが明日の頑張りに繋がります

子育てとの両立におすすめの介護の職場は?

介護の職場には大きく分けると施設と訪問、介護事業所があります。また、小さい事業所から大規模な施設までさまざまあります。
こちらではその中から、子育てしながら働くのにおすすめの職場をご紹介します。

子育ての両立におすすめの職場

デイサービス

デイサービスは、要介護度が低めの高齢者が日中に通う施設です。夜勤はなく日勤帯のみの仕事になりますので、保育園に子供を預けて働くにはちょうど良い職場です

入所施設ですと土日も仕事がありますが、デイサービスの多くは日曜日がお休みです。日曜日に実家に預けるなどして出勤する必要がありません。

ただし、デイサービスは祝日に営業しているところがほとんどですので、その際は実家や配偶者に預けたり、有給を取得するなどの必要があります。

デイサービスについて詳しくはこちら>>

訪問介護事業所

訪問介護事業所やデイサービス勤務は子育てと両立できる介護職訪問介護事業所も日中時間帯のみ対応している事業所が多いため、子育て中には働きやすい職場と言えます。登録ヘルパーなら短時間の勤務も可能ですので、空いた時間を有効に使って働きたい方におすすめです。

ただし訪問ヘルパーは基本的に一人で高齢者宅を訪れるため、お休みするときには必ずどなたかが代わりに対応する必要があります。ですので、できるだけ多くのヘルパーを抱えていて急な対応が可能な事業所や、実家など子供が突然の病気でも預けられる場所の確保が必要となります。

訪問介護事業所について詳しくはこちら>>

人員に余裕のある施設

施設で正社員として働くとなると基本的に夜勤がありますので、子育て中にはハードルが高いと言えます。その点パートは日勤時間帯のみも募集していますので、無理なく働くことができるでしょう。

ただし、ぎりぎりの人数で回している施設ですと、急なお休みや早退をするのに肩身の狭い思いをすることがあります。できるだけスタッフの人数に余裕のある施設を選んでおくと良いでしょう。

育児や家事の経験は介護の仕事にもいかせます!

介護の仕事は高齢者の身の回りのお世話をすることで、それは家事や育児にも通じます。「食事介助」「排泄介助」「入浴介助」のどれも、子育てでも経験するものです。

もちろん、自分の子供に対して行うのと他人で大人である高齢者に対して行うのでは同じではありませんが、子育てを経験した主婦の方は慣れるのが早い傾向もあります。

高齢者もかつては子育てを経験している方も多いため、共通の話題としてコミュニケーションをとることもできます。子どもの話はたいていの高齢者に喜ばれ、ときには学べることもあります。

介護の仕事は子育て中の主婦も自信を持って取り組める仕事といえます。自分に合う働き方や職場をみつけて、ぜひ介護の職場で活躍してみてください。

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