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ケア資格ナビ> 医療事務ガイド> 医療事務の試験 資格はどうやって取得する?
安定した働き方を求めている人にとって、日常生活に不可欠な医療業界で働くことは大変魅力のあることです。
中でも人気のある医療事務の仕事に、資格は必要なのでしょうか。
医療事務の仕事をしている人の中には資格を取得している人が多数います。
こちらのページでは、医療事務資格の取得方法や試験までの流れなどについて、くわしく解説していきます。
医療事務の仕事をしている人の中には、医療事務の資格を取得して働いている人がいます。
医療事務の仕事に資格は必要なのでしょうか。
医療事務の仕事をするのに、資格は必須ではありません。
それでも、医療事務資格を取得する人がいるのはなぜなのでしょうか。
医療事務の仕事には、診療報酬請求を行う「レセプト」と呼ばれる業務があります。
医療事務の仕事はレセプト業務が基本とも言えますので、このスキルを修得すると、「医療事務の仕事をスムーズに行える」ことにつながります。
スクールの医療事務の講座では、医療事務の基本とも言えるレセプト業務を中心に、資格取得を目指して学ぶことができます。
レセプト業務は専門性の高い業務ですので、「医療事務の資格を学んでから、仕事に就こう」と考える人が多いようです。
医療事務の資格を取得するには、試験を受験して合格する必要があります。
資格の種類は多数ありますが、講座を受講し、試験を受けて合格すると資格が取得できる場合がほとんどです。
資格試験は、どうやって受験するのでしょうか。
医療事務資格の受験方法には、以下のような方法があります。
医療事務の受験方法のひとつ、「在宅」で受験する場合は、自宅で受験することができます。インターネット試験と称して、好きな場所で受験できる方法をとっている試験もあります。
一方、在宅受験のほか、会場受験を利用できる資格試験もあります。
会場受験の場合は、「自分が受験したい地域にあるか」、「どの地域で開催されているか」を確認すると良いでしょう。
ほとんどの資格試験は医療事務に必要な知識を暗記して、試験を行うスタイルですが、テキストを見ながら受験できる資格試験もあります。
医療事務の資格試験には、受験資格が必要な試験もあります。
こちらでは受験資格のない医療事務資格の試験について見ていきたいと思います。
医療事務の資格を取得するには、まずは資格試験に合格するために必要な知識を学ぶことが必要です。
合格基準はどの程度か、合格率はどの程度かなど、資格試験について詳細を確認し、試験日に実力を発揮できるよう、準備を行いましょう。
医療事務の資格試験に合格するためには、まずしっかりとした学びが必要です。
学習方法には、以下のような学び方があります。
医療事務講座のテキストを見てみるとよくわかりますが、医療事務の資格試験には専門的な用語が頻出します。
医療事務の資格試験は、資格試験ごとに難易度が異なりますので、合格率の低い難しい資格試験にチャレンジする場合には、独学での合格も難しくなってきます。
まず、独学で資格を取得したい人はこちらを参考にしてみてください。
独学のメリット・デメリットについてくわしく知りたい人はこちら>>
医療事務の資格試験の難易度に興味がある方は、こちらをご覧ください。
医療事務の資格試験の難易度についてくわしく知りたい人はこちら>>
医療事務の資格試験のほとんどは、受験申し込み書を郵送で申し込む方法をとっていますが、中にはインターネットの申し込みのみで対応している資格試験もあります。
自分の受験したい資格試験が、どのような申し込み方法をとっているかを確認しましょう。
資格試験には、申し込み期間も設けられています。
受験したい日程に間に合うよう、申し込みましょう。
医療事務資格の合格発表は、ほとんどの資格試験で受験者に文書で郵送されます。
中にはホームページなどで掲載する場合もあるので、確認しましょう。
このように医療事務の資格を取得するには、さまざまな取得方法があります。
医療事務の資格は、種類が豊富です。どんなものがあるのでしょうか。
医療事務の資格には、ほんとうに多くの種類があります。
代表的な医療事務の資格試験について、試験の回数や受験場所などを比較してみました。
資格名 | 特徴・試験回数 | 受験場所 |
---|---|---|
診療報酬請求事務能力認定試験 | 年2回 インターネット申込のみ |
・会場受験 全国17カ所 |
医療事務技能審査試験 (メディカル クラーク(R)) |
年12回(医科) 年6回(歯科) |
・在宅受験 |
医療事務検定試験 | 年6回(通学) 毎月(通信) テキスト持ち込み可 |
・会場受験(通学) ・在宅受験(通信) |
医科2級医療事務実務能力認定試験 | 年3回 | ・会場受験(団体受験) ・在宅受験(一般受験) |
2級医療秘書実務能力認定試験 | 年3回 | ・会場受験(団体受験) ・在宅受験(一般受験) |
医療事務OA実務能力認定試験 | 年3回 | ・会場受験(団体受験) ・在宅受験(一般受験) |
医科 医療事務管理士(R)技能認定試験 | 奇数月の第4土曜日翌日(日曜日) | ・在宅受験 ・インターネット環境のある場所ならどこでも |
* 状況により、受験会場が変わることもあります。
医療事務の仕事には、受付や電話対応などの「クラーク業務」や診療報酬を請求する「レセプト業務」など、知識やスキルを必要とする業務があります。
そのためスクールでは、クラーク業務やレセプト業務に対応できる能力やスキルを身につけることができる講座があり、資格も取得することができるようになっています。
医療事務の資格試験の多くは、実技試験でレセプト業務を行います。実際にパソコンを用いて実技試験を行うため、資格試験に合格しているということは、現場ですぐに役立てるスキルを持っていることの証明とすることができます。
また就職の際、採用担当者には、即戦力としてアピールすることもできるでしょう。
ところで資格試験に合格した後は、医療事務として実際稼ぐことができるのでしょうか?
医療事務として働く場合には、正社員のほか、派遣、パート・アルバイトなどがあります。
パート・アルバイトで働くよりは、派遣社員として働いたほうがより稼げるようです。
大手求人サイトの情報によると、正社員の医療事務の平均年収は約295万円、パート・アルバイトが時給994円程度、派遣ですと時給1,201円程度です。
令和2年民間給与実態統計調査の平均給与433万円に比べると、低い傾向にあります。
給与幅は271万円~832万円と比較的広いため、勤務先や経験、手当の有無などによって差が出ると推測されています。
求人を見る際には、「資格手当」を出したり、「土日祝日の時給アップ」を行ったりしている求人がありますので、金額や待遇などのチェックは大切です。
医療事務の平均年収には、地域によっても差があります。
関東地方の医療事務ですと、約303万円となっており、その他の地方に比べて平均年収が高い傾向にあります。
関東地方の次に平均年収が高い地域は関西の約283万円で、甲信越・北陸の約282万円、東海の約281万円と続きます。
2020年以降、国内では新型コロナウイルス感染症拡大により、不景気な波が押し寄せましたが、医療事務の仕事がなくなることはなく、コンスタントに収入を得たい人にとっては魅力的な仕事と言えるでしょう。
医療事務の仕事はそれほど高収入とは言えないかもしれませんが、景気に左右されない安定した職業です。
人の役に立つことができ、自分のライフスタイルに合わせた働き方が選択できる働きやすい職業でもあります。
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