ケア資格ナビ> 実務者研修ガイド
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更新日:2021年3月1日
無資格者の場合、実務者研修の受講期間は約6カ月なので、いまなら介護福祉士国家試験*の受験条件である「12月中の修了」に間に合います!
* 介護福祉士試験受験には、実務者研修修了のほかに3年以上の実務経験が必要です。
緊急事態宣言の発令期間中も、全国のスクールはさまざまな感染対策を講じながら、実務者研修の講座を開講しています。振替制度があるスクールも多く安心して通うことが可能です。
実務者研修とは、実際に介護をするための幅広い知識と技術を身に付けることができる研修で、質の高い介護サービスの提供を目標としている資格です。カリキュラムは介護の現場を経験するだけでは得られない専門的な知識と技術を学べる内容となっており、初任者研修よりレベルの高い資格となっています。
実務者研修は介護現場で働く人が介護福祉士を目指すには必須の資格で、介護職員として長く活躍したい人が、スキルアップとして取得することが多い資格です。
実務者研修は、以前にあった「ホームヘルパー1級」に相当する資格です。ホームヘルパー1級が訪問介護を行うことを目的としたカリキュラムであったのに対し、実務者研修は幅広い利用者に対して介護をすることを想定しています。
ホームヘルパー1級は実務者研修の前身の資格になりますが、介護福祉士試験の受験資格にはなりません。ホームヘルパー1級保持者が受験するには、実務者研修のカリキュラムの一部を受講する必要があります。
実務者研修は介護系資格で唯一の国家資格「介護福祉士」試験を受験する際に、実務経験3年以上の要件とともに必須となる資格です。
実務者研修が介護福祉士受験の要件となったのは、2016年度(第19回)の試験からです。高齢化が進み世帯構造が変化するなか、多様になった介護ニーズに対して質の高い介護サービスを安定して提供できるように、制度が改正されたのです。
介護人材を確保するために、目標を持ちながら介護の仕事を続けられるよう「初任者研修→実務者研修→介護福祉士」というキャリアパス(キャリアアップのルート)も整備されました。キャリアパスの中で実務者研修は、介護福祉士の質を保つための重要な位置づけの資格となっています。
実務者研修は初任者研修よりも上位の資格になっていますが、初任者研修やホームヘルパー2級の資格がなくても介護の実務経験がなくても、どなたでも受講することが可能です。修了試験は義務化されていませんので、基本的には受講すべきすべての研修を受講することで資格を取得できます。
「通信+通学併用型」講座が主流で、介護福祉士受験を目指して働きながら学ぶ人も多くいます。
日本では高齢化が進み、団塊世代が後期高齢者となる2025年頃には、介護現場で約38万人の介護職員が足りなくなると言われています。現状も介護職員が不足している事業所が多いため、求人も比較的豊富な状況です。
就職はしやすい業界と言えますが、待遇の良い人気求人は有資格者を募集することがほとんどですので、実務者研修を修了していると就職に有利に働きます。
また、訪問介護事業所では実務者研修修了者が就くことができるサービス提供責任者の配置が必須となっています。配置基準を満たしたい事業所にとって、実務者研修修了者は必要不可欠な人材です。
実務者研修の受講科目は20科目で構成されていますが、初任者研修やホームヘルパーなどの介護資格保有者は、受講科目の一部が免除されます。
保有資格によって受講科目が免除されるため、受講時間が変わるとともに、ほとんどのスクールは受講料の設定も変えています。スクールによっては初任者研修修了者の場合は3万円程度、ホームヘルパー1級修了者の場合は5万~10万円以上無資格者よりも受講料を安く設定しています。
すでに取得している資格 | 免除時間 | 受講時間 | 受講期間* |
---|---|---|---|
なし | 0時間 | 450時間 | 6カ月 |
介護職員初任者研修 | -130時間 | 320時間 | 4カ月 |
ホームヘルパー3級 | -30時間 | 420時間 | 5カ月 |
ホームヘルパー2級 | -130時間 | 320時間 | 4カ月 |
ホームヘルパー1級 | -355時間 | 95時間 | 2カ月 |
介護職員基礎研修 | -400時間 | 50時間 | 1カ月 |
* 受講期間はおおよその目安です。詳細は養成機関にお問い合わせください。
授業内容 | 時間数 | 介護職員 初任者研修 |
ホームヘルパー | 介護職員 基礎研修 |
||
---|---|---|---|---|---|---|
1級 | 2級 | 3級 | ||||
人間の尊厳と自立 | 5時間 | - | - | - | - | - |
社会の理解 I | 5時間 | - | - | - | - | - |
社会の理解 II | 30時間 | ● | - | ● | ● | - |
介護の基本 I | 10時間 | - | - | - | ● | - |
介護の基本 II | 20時間 | ● | - | - | ● | - |
コミュニケーション技術 | 20時間 | ● | - | ● | ● | - |
生活支援技術 I | 20時間 | - | - | - | - | - |
生活支援技術 II | 30時間 | - | - | - | ● | - |
介護過程 I | 20時間 | - | - | - | ● | - |
介護過程 II | 25時間 | ● | - | ● | ● | - |
介護過程 III | 45時間 | ● | ● | ● | ● | - |
発達と老化の理解 I | 10時間 | ● | - | ● | ● | - |
発達と老化の理解 II | 20時間 | ● | - | ● | ● | - |
認知症の理解 I | 10時間 | - | - | ● | ● | - |
認知症の理解 II | 20時間 | ● | - | ● | ● | - |
障害の理解 I | 10時間 | - | - | ● | ● | - |
障害の理解 II | 20時間 | ● | - | ● | ● | - |
こころとからだのしくみ I | 20時間 | - | - | - | ● | - |
こころとからだのしくみ II | 60時間 | ● | - | ● | ● | - |
医療的ケア*1 | 50時間 | ● | ● | ● | ● | ● |
実務者研修受講時間数 | 450時間 | 320時間 | 95時間 | 320時間 | 420時間 | 50時間 |
授業内容 | 時間数 | |
---|---|---|
人間の尊厳と自立 | 5 | 免除 |
社会の理解 I | 5 | 免除 |
社会の理解 II | 30 | ● |
介護の基本 I | 10 | 免除 |
介護の基本 II | 20 | ● |
コミュニケーション技術 | 20 | ● |
生活支援技術 I | 20 | 免除 |
生活支援技術 II | 30 | 免除 |
介護過程 I | 20 | 免除 |
介護過程 II | 25 | ● |
介護過程 III | 45 | ● |
発達と老化の理解 I | 10 | ● |
発達と老化の理解 II | 20 | ● |
認知症の理解 I | 10 | 免除 |
認知症の理解 II | 20 | ● |
障害の理解 I | 10 | 免除 |
障害の理解 II | 20 | ● |
こころとからだのしくみ I | 20 | 免除 |
こころとからだのしくみ II | 60 | ● |
医療的ケア*1 | 50 | ● |
実務者研修 受講時間数 | 320時間 |
授業内容 | 時間数 | |
---|---|---|
人間の尊厳と自立 | 5 | 免除 |
社会の理解 I | 5 | 免除 |
社会の理解 II | 30 | 免除 |
介護の基本 I | 10 | 免除 |
介護の基本 II | 20 | 免除 |
コミュニケーション技術 | 20 | 免除 |
生活支援技術 I | 20 | 免除 |
生活支援技術 II | 30 | 免除 |
介護過程 I | 20 | 免除 |
介護過程 II | 25 | 免除 |
介護過程 III | 45 | ● |
発達と老化の理解 I | 10 | 免除 |
発達と老化の理解 II | 20 | 免除 |
認知症の理解 I | 10 | 免除 |
認知症の理解 II | 20 | 免除 |
障害の理解 I | 10 | 免除 |
障害の理解 II | 20 | 免除 |
こころとからだのしくみ I | 20 | 免除 |
こころとからだのしくみ II | 60 | 免除 |
医療的ケア*1 | 50 | ● |
実務者研修 受講時間数 | 95時間 |
授業内容 | 時間数 | |
---|---|---|
人間の尊厳と自立 | 5 | 免除 |
社会の理解 I | 5 | 免除 |
社会の理解 II | 30 | ● |
介護の基本 I | 10 | 免除 |
介護の基本 II | 20 | 免除 |
コミュニケーション技術 | 20 | ● |
生活支援技術 I | 20 | 免除 |
生活支援技術 II | 30 | 免除 |
介護過程 I | 20 | 免除 |
介護過程 II | 25 | ● |
介護過程 III | 45 | ● |
発達と老化の理解 I | 10 | ● |
発達と老化の理解 II | 20 | ● |
認知症の理解 I | 10 | ● |
認知症の理解 II | 20 | ● |
障害の理解 I | 10 | ● |
障害の理解 II | 20 | ● |
こころとからだのしくみ I | 20 | 免除 |
こころとからだのしくみ II | 60 | ● |
医療的ケア*1 | 50 | ● |
実務者研修 受講時間数 | 320時間 |
授業内容 | 時間数 | |
---|---|---|
人間の尊厳と自立 | 5 | 免除 |
社会の理解 I | 5 | 免除 |
社会の理解 II | 30 | ● |
介護の基本 I | 10 | ● |
介護の基本 II | 20 | ● |
コミュニケーション技術 | 20 | ● |
生活支援技術 I | 20 | 免除 |
生活支援技術 II | 30 | ● |
介護過程 I | 20 | ● |
介護過程 II | 25 | ● |
介護過程 III | 45 | ● |
発達と老化の理解 I | 10 | ● |
発達と老化の理解 II | 20 | ● |
認知症の理解 I | 10 | ● |
認知症の理解 II | 20 | ● |
障害の理解 I | 10 | ● |
障害の理解 II | 20 | ● |
こころとからだのしくみ I | 20 | ● |
こころとからだのしくみ II | 60 | ● |
医療的ケア*1 | 50 | ● |
実務者研修 受講時間数 | 420時間 |
授業内容 | 時間数 | |
---|---|---|
人間の尊厳と自立 | 5 | 免除 |
社会の理解 I | 5 | 免除 |
社会の理解 II | 30 | 免除 |
介護の基本 I | 10 | 免除 |
介護の基本 II | 20 | 免除 |
コミュニケーション技術 | 20 | 免除 |
生活支援技術 I | 20 | 免除 |
生活支援技術 II | 30 | 免除 |
介護過程 I | 20 | 免除 |
介護過程 II | 25 | 免除 |
介護過程 III | 45 | 免除 |
発達と老化の理解 I | 10 | 免除 |
発達と老化の理解 II | 20 | 免除 |
認知症の理解 I | 10 | 免除 |
認知症の理解 II | 20 | 免除 |
障害の理解 I | 10 | 免除 |
障害の理解 II | 20 | 免除 |
こころとからだのしくみ I | 20 | 免除 |
こころとからだのしくみ II | 60 | 免除 |
医療的ケア*1 | 50 | ● |
実務者研修 受講時間数 | 50時間 |
-免除:実務者研修で免除になる科目(各資格で学ぶ科目)
●:実務者研修で学ぶ科目
なお、2013年度からホームヘルパー2級は「介護職員初任者研修」へ移行し、介護職員基礎研修・ホームヘルパー1級は「実務者研修」に改編されています。
*1 「医療的ケア」は受講50時間とは別に、通学講座で演習を行います。
実務者研修と初任者研修はどちらも受講要件はなくどなたでも受講できる点は同じですが、さまざまな違いがあります。
実務者研修は介護福祉士試験の受験資格になりますが、初任者研修修了では受験資格にはならないところは大きな違いです。
実務者研修のカリキュラムは初任者研修の受講時間の3倍以上で、450時間の研修になります。介護計画を立て実際に介護の実技を行う「介護過程III」や、「医療的ケア」などの内容が盛り込まれるなど、実務者研修は初任者研修より専門的な知識を豊富に学びます。
また、実務者研修は初任者研修と違い修了試験が義務化されていません。
修了すると訪問介護事業所で「サービス提供責任者」として働くことができるのは、実務者研修ならではです。
初任者研修の受講と迷った場合は、将来的に介護福祉士の受験を視野に入れている人は実務者研修からの受講もおすすめです。
介護にまったく携わったことのない人やいきなり実務者研修を受講するのに不安がある人は、比較的手軽に受講できる初任者研修からスタートすると無理なく学べるでしょう。
介護の実務経験が3年以上あり、かつ実務者研修を修了した場合は、国家資格の介護福祉士試験を受験することができます。介護業界で長く働き続けステップアップをしていきたい人は、実務者研修は取得しておくべき資格と言えます。
実務者研修を修了すると基本給が上がったり資格手当が支給されるなど、多くの職場で給料が上がります。パートも無資格者よりも時給が高く設定されるケースもあります。
実務者研修 | (平均月給)288,060円 | (勤続年数)6.5年 |
---|---|---|
介護職員(無資格) | (平均月給)261,600円 | (勤続年数)5.2年 |
参考:厚生労働省 平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要
実務者研修を修了すると、訪問介護事業所で配置が必須のサービス提供責任者として働くことができるようになります。事業所全体を切り盛りする、よりやりがいのある仕事に就くことができます。
サービス提供責任者になると業務手当や役職手当が付くこともあり、給与アップも見込めます。
サービス提供責任者とは
訪問介護事業所において要の存在で、利用者がより良いサービスを受けられるようにサポートする役割を担っています。ケアマネージャーの作成したケアプランに基づき訪問介護計画書を作成するほか、利用者の契約業務、ヘルパーのシフト作成や調整・指導などの業務を行います。
必要なヘルパーが足りないときは自ら利用者の自宅を訪問し、身体介護・生活援助の業務を行うこともあります。
* 「ケアマネージャー」の表記について:厚労省や地方自治体による文書では「ケアマネジャー」が正式な表記とされていますが、当サイトでは、現在一般的に使用されていることから「ケアマネージャー」を使用しております。
実務者研修では、医学知識や医療制度、医療的ケアの知識についても体系的に学びます。医療行為である「たん吸引」や「経管栄養」の技術を、シミュレーターや実習を通して修得するので、研修修了後は現場でできることが増えます。
なお、介護職員が現場で実際に医療行為を行うには別に実地研修を受ける必要があります。
実務者研修は通信講座と通学講座を併用するコースがほとんどです。この場合、「介護課程III」と「医療的ケア」の演習を通学講座で、残りの科目を通信講座で受講することができます。
通学日数は6日~9日間のスクールが多いようです。
実務者研修を初任者研修など他の介護系資格を持たずに無資格で受講する場合は、修了まで約6カ月かかります。介護福祉士の受験を予定している人でまだ実務者研修を修了していない人は、受験日を考慮して受講日程を組みましょう。
介護福祉士の試験は例年1月(申込期間は前年の8~9月)に行われます。「10月までに実務者研修を修了する」などの計画を、あらかじめ立てておくことをおすすめします。
実務者研修の通学講座は、木曜日コース、金曜日コースなど曜日固定で開催されているスクールが多いようです。働きながら受講する人も多いため、多くのスクールでは土日も講座を開講しています。
1日の授業時間は9時頃~18時前後までのスクールがほとんどです。
実務者研修では修了試験は義務化されていませんが、スクールによっては各科目の最後やすべての科目の最後に試験を行うことがあります。内容は授業内容を理解できているかの確認になりますので、しっかり授業を受けていれば難しい内容ではないでしょう。
合格点を設定している場合で仮に不合格だとしても、合格できるまで受けられますので、合格率もほぼ100%と言えます。
実務者研修は無資格者の場合で450時間、約6か月の期間学ぶ必要のある資格です。計画通りに資格の取得を目指すためにも、複数のスクールを比較して自分に合ったスクールを選びましょう。
以下、スクール選びの際に確認しておきたいポイントを紹介します。
受講費用は無資格者で10万円前後~20万円台、初任者研修やホームヘルパー2級保持者で8万円台~17万円台のスクールが多いようです。
キャンペーンの有無などによって受講費用が変わることもありますので、確認しておくと良いでしょう。キャンペーンには友達割引や期間限定の割引キャンペーン、関連施設に就職することでキャッシュバックされるものなどがあります。
教育訓練給付金対象の講座もありますので、受講を考えている講座が対象になっているか確認しましょう。
ケア資格ナビでは、教育訓練給付金の対象講座を一覧で確認できます。実務者研修講座一覧のが目印です。
教育訓練給付金対象の講座もありますので、受講を考えている講座が対象になっているか確認しましょう。
ケア資格ナビでは、教育訓練給付金の対象講座を一覧で確認できます。実務者研修講座一覧で都道府県選択後に表示される講座の説明欄に「教育訓練給付制度」と書いてある講座が対象です。
介護事業所で働きながら受講する人は、職場から補助を受けられることもありますので、職場に資格取得支援制度があるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
実務者研修は働きながら学ぶ人も多い資格です。仕事の状況によって講義を欠席してしまうことも考えられますので、授業の振替制度があるか、振替がしやすいか、振替が無料か有料かもスクール選びのポイントになります。
病気などやむを得ない理由で受講期間中に修了できなかった場合に、受講期間を延長できるか、休学できるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
介護の仕事に就いていない人は、就職支援が受けられるかどうかもポイントになります。
実務者研修は学習期間も長く、自宅で学ぶ通信学習の時間も多い講座です。計画通りに学習を進めていくためにも、疑問や質問が出たときにすぐに解決できる環境がスクールにあるかどうかは重要です。
自分で学びを進めなければならない時間が長いため、人によってはモチベーションを保つのが難しくなることもあります。そのため、定期的に連絡をくれるかどうかなど、自分に合った学習サポートがあるかどうかもスクール選びのポイントになるでしょう。
こちらでは、実務者研修を実際に修了した人のコメントを紹介します。
私は当初、介護福祉施設のヘルパーとして、パートタイマーで週4日間働いていました。
働きながら初任者研修修了後は、賃金が多少(時給で数十円程度)上がりましたが、仕事の内容は変わりませんでした。勤めてから2年ほど経ち、さらにステップアップを図るために、実務者研修を受けようと思いました。
実務者研修終了後に正社員採用が認められ、数か月後には現場を任される「サービス提供責任者」になりました。医療的ケアについて学んだため、たん吸引に関する知識をいかすこともできるようになり、応急処置なども冷静に対処できます。
正社員になったことで、給与が月数万円から一気に跳ね上がり、以前よりやる気がぐっと湧いてきました!
今はパートとして働いているけれど、これからも介護の仕事に携わっていくのであれば、国家資格である介護福祉士の取得を目標にしたい、働きながら実務者研修を受けるのが一番の近道かなと思ったんです。
職場の人にもアワアワ相談してしまって(笑)。それでも「長谷川さんならできるよ。なんでも相談して!」と思い切り背中を押してもらいました。
私の施設は土日休みの職場だったので、平日の仕事帰りに自宅学習をして、土日にまとめてスクールへ通うようなコースであれば、なんとか続けることが可能なのではないかと思い、それができるスクールを選びました。
今自分がとっている行動にはどんな意味があって、どんな危険を避けることができるのか、ひとつひとつの要素を客観的に見つめて判断し、行動できるようになりました。それが、実務者研修の受講を通して感じた、私が一番成長したところだと思います!