介護・福祉・医療資格講座紹介
掲載希望スクール様はこちらケア資格ナビ> 介護事務ガイド> 介護事務の仕事に向いている人はどんな人? 介護事務講座を受講する5つのメリット
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、人々の暮らしは変わりました。経済界では停滞や混乱が生じ、働き方も変わりつつあります。その中でも就職・転職活動をしている人は多いと思います。
まったく利益が見込めなくなった業界や思うように利益が伸びなくなった業界もある中で、これからの仕事探しは将来を見据えて考える必要がありますね。
事業縮小や勤務時間の短縮となっている業務スタイルでおうち時間が増え、「余った時間を有効に使いたい!」という声も聞こえてきます。
かんばしくない業界がある中で介護業界は、コロナ禍でも変わらず人の手が必要な注目の業界。そんな介護業界で未経験の人でもトライしやすく、一度スキルを身につけたら長く働ける「介護事務」講座について、ご紹介します。
近年、「医療事務」の仕事に追随し、全国どこの介護事業所や介護施設でも必要な「介護事務」の仕事も周知されるようになってきました。
平均寿命が高くなるにつれて、介護事業所や介護施設の数は年々、増加しているため、介護事務の求人も増加しています。こうして人気の出てきた介護事務の講座。受講するとたくさんのメリットがあります。
介護事務の仕事は介護事業所や施設の規模や条件によりますが、介護職員の仕事も兼業する場合があります。こういった場合、兼業を承諾すれば採用されやすい傾向があります。
またどこの事業所や施設でも介護事務職員は必要ですので、家族の転勤などで引っ越しを伴っても、新しい土地で仕事を探すことができます。
このようにメリット盛りだくさんの介護事務ですが、講座を受講すれば資格取得につながります。講座ではどんな内容を学ぶのでしょうか。
介護事務講座はさまざまな主催者によって、講座が開講されています。「学習内容が難しいのでは?」と躊躇する人もいるかもしれませんが、ご心配は不要です。
スクールでは、質問は随時受け付けてくれますし、修了試験はテキストを見ながら受験できる講座もあります。在宅受験も可能な講座もあるので「私にも取得できそう?」と感じる人もいるでしょう。
以下で内容を見ていきましょう!
* 資格によって学習内容は異なります。
介護事務の講座は、テキストにそって学習を進めていくことが基本的です。その他、パソコンを使用した実践的な学習を行います。
以下は一般的な学習の進め方です。
それでは介護事務の講座はどんな方法で受講すると、どんな資格を取得することができるのでしょうか。
介護事務の資格取得については、個人で受験申込書類を取り寄せ、主催者による試験を受験することも可能ですが、多くはスクールで受講・受験することができます。
スクールで受講すれば、学習から試験まで事務手続きの手間が少なくスムーズに資格取得できます!
介護事務をスクールで学ぶ場合、学ぶコースは通学コースや通信コースがあります。
全国的には通信コースが主流ですが、場所によっては通学コースも用意されています。
介護事務の資格は種類も多く、内容や日程が異なるので比較して、どの資格があなたにとって取得しやすいかを考えてみましょう。
資格名・試験名・講座名 | 取得方法・試験方法 | 合格率・合格条件 |
---|---|---|
ケア クラーク(R) ケアクラーク技能認定試験 |
通信:在宅試験 年3回(5月9月1月) |
学科・実技ともに得点率が70%以上 |
介護事務管理士(R) 介護事務管理士(R)技能認定試験 |
通信:在宅試験 (教材を見ながら受験可能) 年6回(奇数月第4土曜日) |
合格率:50%程度 |
介護事務実務士(R) 介護情報実務能力認定試験 |
指定校の団体受験 | 合格率:50~60%程度 |
介護事務士 介護保険請求事務講座 |
通信:在宅試験(修了認定試験) | ・添削課題(全5回)が合格基準に達すること ・何度でも提出可能 |
介護報酬請求事務技能検定試験 介護事務講座 |
通学:会場受験 通信:在宅試験 (教材を見ながら受験可能) 年6回(偶数月第3日曜日) |
・合格条件:非公開 ・合格率:80%以上 |
介護事務の業務は、資格がなくても勤務することができる仕事ですが、前もって学んでおくと余裕を持って働ける他、即戦力に近い人材として期待されるでしょう。
介護事務の資格の種類をくわしく知りたい方は、以下でご確認ください。
介護事務の資格の種類についてくわしくはこちら>>介護事務の資格の種類
お住いの近くに介護事務のスクールがあるかどうか、どんな資格が取得できるのかを知りたい人は、以下の資料請求ボタンから資料を請求してみましょう!
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介護事務と医療事務。どちらの仕事も長く働ける職種として人気のある仕事です。
そして資格を取得してスキルを身に付ければ、全国どこの病院や介護事業所に行っても就職に役立ちますが、どちらが資格取得しやすく働きやすいと言えるでしょうか。
介護事務 | 医療事務 | |
---|---|---|
働く場所 | 介護事業所・介護施設など | 病院・クリニックなど |
働く曜日・時間 | 夜勤なし・職場により土日出勤あり | 夜勤なし・職場により土日出勤あり |
業務内容 |
受付・会計業務 介護報酬請求業務 その他事務作業 介護業務(条件による) |
受付・会計業務 診療報酬請求業務 その他事務作業 看護助手業務(条件による) |
来院・来所する人 | 主に介護認定を受けている利用者 | 体調が悪い患者 |
資格取得のしやすさ | 比較的、取得しやすい資格が多い | 難易度の幅が広い。 (30%~90%程度) |
介護事務も医療事務も事務専従で勤務している場合、夜勤対応することはあまりありませんが、土日祝日に休めるかどうかはその職場の業務形態によります。
また介護事務員は介護業務と兼務していない限り、利用者対応をすることはほとんどありませんが、医療事務員は受付業務から会計業務に至るまで患者や家族と直接的に対応します。
事務専従であれば夜勤がほとんどないという点でどちらも働きやすいと言えますが、資格取得については「医療事務」の場合、難易度の高い資格もあるので、取得が難しい資格もあると言えるでしょう。
介護事務や医療事務の仕事には、さまざまな条件の求人があります。
休日に関しては介護事業所であれば訪問介護事業所やデイサービスなどで土日、もしくは日曜日お休みの求人が見られます。祝日は営業日としている職場が多いようです。
病院であれば土曜日の午後と日曜祝日休みとしている求人が多いでしょう。
時間に関しては、フルタイムで働きたい場合もパートで働きたい場合も、求人は多数見られます。どのように働くかはあなた次第! 自分のライフスタイルと照らし合わせて考えてみましょう。
上記で述べたように介護事務の仕事は、介護業務を兼務していなければ利用者と接することはあまりありませんが、現状としては介護事務をしながら介護業務を兼業している職員もいます。
人と接したり、話したりすることを求めて介護事業所を利用する利用者も多いので介護事務専従でも、利用者の様子に気を配る必要はあります。
そんな介護事務の仕事ですが、どんな人がこの仕事に向いているのでしょうか。
介護事務員は介護事業所や施設の窓口で、利用者や家族、業者などとの対応を常に行います。窓口にいる人が笑顔であれば、来客は心が和み、介護事業所や施設全体の印象も良くなります。
利用者が介護認定を受けて、家族のサポートだけでは健康的な日常生活を送れない部分を介護サービスで補うことになるので、窓口に座る介護事務員はいつも笑顔で来客を出迎えて欲しいものです。
介護事務員は介護事務と介護職の兼業をしている人はもちろんのこと、兼業をしていなくても利用者の様子に気を配る必要があります。
入り口ホールなどで迎えの車を待っている人、エレベーターに乗ろうとする人、トイレに行こうとする人など、利用者の多くが高齢者で突然の変化があってもおかしくない年代です。状況に応じて気を配りましょう。
また介護職員たちの様子にも配慮すると、職場全体の雰囲気が明るいものになります。利用者であっても介護職員であっても「誰か困っている人はいないだろうか」という気持ちで働くと心和む働きやすい職場になるでしょう。
介護事業所や施設には毎日、多くの人が訪れます。どのような相手であっても、円滑なコミュニケーションができると、業務の引き継ぎもスムーズに行えます。
電話応対も多いので伝言もしっかりと聞き、正確に伝えましょう。
高齢者は比較的、動作が遅く認知にも時間がかかります。言いたいことが上手く言えなかったり、表現できなかったりするものです。
自分に対して誠意を持っているか、そうでないかは雰囲気で伝わってしまいます。介護事業所や施設を利用する人とは長いお付き合いになりますので、相手に理解を示す態度ができると良いでしょう。
介護事務の大きな仕事である介護報酬請求には、締め切りがあります。また日々の業務の中で使用する備品を決められた日時までに発注しておく、といった業務も同時に進行するため業務上での管理能力が求められます。
これらの業務をスケジュール通り、各部門に支障がないよう遂行できる人がおすすめです。
介護事務は1日中デスクワークという日もあります。介護報酬請求ではミスのないよう、チェックしながら業務を進める必要があるため、忍耐力が必要です。
また介護業務と兼務している人は利用者との対応もあり、待つ気持ちも大切です。気が長い人は、これらの対応を苦としないので介護事務に向いていると言えるでしょう。
介護事務のメインの仕事、介護報酬請求はほとんどパソコンで行われています。パソコンに精通している人は、スムーズに業務を進めることができるでしょう。
また他職種のサポートとして、書類をスキャンしたり、関係機関にファックスをしたりする業務を行いますので、オフィス機器に精通していると楽に業務が行えるでしょう。
介護事務の講座は、厚生労働省が推奨している「教育訓練給付金制度」を利用して受講することが可能です。この制度は教育訓練受講に支払った費用の一部が支給されるものです。
ケア資格ナビでは、教育訓練給付金の対象講座を一覧で確認できます。介護事務講座一覧のが目印です。
ぜひご活用ください。
制度を利用できる人には条件がありますので、くわしく知りたい方は以下を確認してください。