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ケア資格ナビ> 登録販売者ガイド> 働く主婦ならぜひ取得しておきたい!登録販売者受験のメリット
今、登録販売者が主婦のパートとして人気です!「資格手当がつくから前職より給与が上がった」という意見も。登録販売者はどうして人気なの? 今取得しておきたい理由って? 資格の取得方法と合わせてご紹介します。
薬剤師が不在でも9割以上の医薬品が販売できる登録販売者は、全国で通用する国家資格です。
2015年の法改正でこれまでの受験資格が撤廃され、誰でも挑戦できるようになってからは、特に主婦などの女性たちから注目され、医療事務や調剤薬局事務と並んで人気を集めています。
調剤受付が併設されているドラッグストアでは、薬剤師はしばしば処方箋窓口での対応に追われることがあります。そんな時に登録販売者がいれば、第1類医薬品以外の市販薬の相談受付、販売を行うことができるため、全国の店舗で重宝されているのです。
薬の開発は常に行われており、医薬品も毎年のように発売されるため、登録販売者は継続的な学習が不可欠です。ドラッグストアなどに就業後は、毎年勤務先が申し込みをした12時間以上の研修を受ける必要があります。
シフト制を取り入れている会社が多いため、子供が小さいうちは1日4~5時間程度働き、大きくなったら正社員としてフルタイムで勤務することもできます。
スーパーやホームセンターでパートとして働く場合でも、登録販売者の資格を持っていると基本給と別に資格手当(月5,000円~15,000円程度)が支給されたり、他のパートの人よりも時給が高く設定されることがあります。
ドラッグストアは年々増加傾向にあり、今ではスーパー・ホームセンター・コンビニエンスストアなどでも薬が販売されています。勤務先が豊富なので、条件に合った職場を選ぶことができます。
登録販売者は全国共通の国家資格です。そのため登録販売者の資格があれば全国どこでも勤務が可能となり、夫の転勤で引っ越した場合や転職の際にも役立ちます。
登録販売者の資格を取得した後、2年間の業務経験を積むと店舗管理者や管理代行者(管理者不在時の代行役を担う登録販売者)の役職に就くことができます。
※管理者が薬剤師でない第1類医薬品販売店においては3年間の業務経験が必要
受験資格が不要になり、比較的取得しやすくなった登録販売者は待遇が良く、求人数も安定しています。また実務経験2年以上で管理者資格を有する人のみの募集もあり、業務経験を積み管理者まで取得した後の需要もあることが分かります。
家の近くのドラッグストアなどで働きたいと考えているのであれば、まずは一般従業員として勤務しながら薬の知識を勉強し、登録販売者を目指すのも良いでしょう。ただし現状は不足している登録販売者でも資格取得者数が増えれば求人も減ってくることが予想されるため、取得を決意したならば早めの学習をおすすめします。
登録販売者では240分、120問の筆記試験が実施されます。厚生労働省が定める「試験問題作成に関する手引き」から出題されますがその範囲は広く、試験内容や合格基準は都道府県ごとに異なります。合格するためには過去問を多く解くことはもちろん、出題傾向などが学べるテキスト選びも重要と言えるでしょう。
スクールに申し込むと、これまでの合格実績に基づいたわかりやすい教材がついてくるので効率よく学べ、分からないところを質問することもできます。また模擬試験が受けられたり、不合格時には全額返金されるなどスクールごとに特色があります。ケア資格ナビでは資格スクールの資料が一括請求できます。複数のスクールを比較して自分に合った学習方法を見つけてください。