ケア資格ナビ> 登録販売者ガイド> 登録販売者の試験内容や難易度について
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登録販売者は受験資格がなく誰でも受験できる国家資格です。薬を販売する店舗が増える中、ニーズも上昇中で注目の資格です。
ここでは試験の概要から難易度、合格後の研修までを確認していきましょう。
登録販売者の試験は、各都道府県が厚生労働省の手引きに沿って問題を作成し、それぞれ試験を行っています。受験申込期間や試験日も各都道府県により異なりますので、受験する自治体に詳細を必ず確認しましょう。
試験日 | 例年8月~12月頃 |
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申込受付期間 | 5月~9月頃 |
受験手数料 | 13,000円~18,000円台 |
合格発表 | 10月~翌年1月頃 |
登録販売者の合格率は、各都道府県で30%前後から50%前後(全国平均は40%台)となっています。受験要件がなく誰でも受けられることと合格率から考えると、国家資格の中では比較的難易度は低いと言えるでしょう。
合格基準は全体の70%以上の正答で、各章40%以上の点数を取ることが条件なので、各章をバランスよく正解することが合格の秘訣と言えそうです。
登録販売者は、店を訪れた客からの相談に適切に対応し積極的に情報を提供する必要があるので、幅広い知識が求められます。試験は以下の5章それぞれから出題され、合計120問・240分の筆記試験になります。
以下が厚生労働省で示された試験内容です。
登録販売者の試験は難易度が低めとは言え、内容は医薬品の特性や薬事関係の法規などといった専門的な知識がほとんどです。聞き慣れない言葉も多いので、独学で覚えていくことはとても根気のいる作業になるでしょう。
学習途中でつまずかないためにも、スクール講座の利用がおすすめ。スクール講座ならポイントも分かりやすく、質問の受付や添削指導などのサポートもあるので安心です。
登録販売者の資格を取得し、無事ドラッグストアなどで働き始めた後は、店舗管理者などの管理・指導の下、2年間の業務経験を積む必要があります(第1類医薬品販売店では3年間)。
また登録販売者としての質を向上や安全対策の強化を図るため、職場が申し込みをした合計12時間以上の外部研修を毎年受けることになります。
外部研修では、試験のために学んだ知識だけでなく変更点があった薬事法についてなども学習でき、登録販売者として働く際に必要な知識を新たに身に付けることができます。
なお、薬局などの一般用医薬品販売業者は、専門性や客観性、公正性等を確保するために、毎年すべての登録販売者に対して外部研修を定期的かつ継続的に受講させる義務があります。
(※登録販売者として働いていない人に関しては、外部研修受講の義務はありません。)
外部研修の時間数
毎年12時間以上
外部研修の内容